SELECTION

チャイルドシートの選び方

チャイルドシートは子どものためのシートベルト、安全性の高いものを

万一の衝突事故から乗員を守るために、クルマにはシートベルトやエアバッグなどの安全装置が装備されています。しかし、これらは全て大人の体に合わせて作られているので、子どもの体には合っていません。そこで、子どもには子どもの体にあったシートベルト、いわゆるチャイルドシートが必要です。また、チャイルドシートは子どもを守る安全装置です。チャイルドシートアセスメント(安全性能評価試験)の評価も参考に間違いの無いチャイルドシートを選ぶことが大切です。

チャイルドシートは、子どもの体格、成長に合わせて選ぶことが大切

チャイルドシートは、お子さまの体重や体格によって使い方が変わります。たとえば、乳児(新生児~13㎏まで)の場合、チャイルドシートはクルマの進行方向に対して後ろ向きに取り付けます。それは、赤ちゃんの首への負担を少なくするため。後頭部から背中にかけての広い面積で衝突時の衝撃を分散して受け止めてあげたほうが、首への負担が少ないという考え方によるものです。そして、幼児(9㎏~18㎏まで)になると、前向きの取り付け方でチャイルドシートを使用します。3歳頃になると骨格も発達し、ジュニアシートを正しく使用することで、クルマのシートベルトを着用できるようになります。

新生児~13kgは後ろ向き
9kg~18kgは前向き
15kg~36kg 前向き

クルマへチャイルドシートを取り付ける方法は2種類あります

チャイルドシートはクルマに取り付けて使用します。その取り付け方法は、専用の固定金具を使用するISOFIX固定タイプとクルマのシートベルトを使用するシートベルト固定タイプの2種類があります。

ISOFIX固定タイプ

ISOFIX固定タイプの場合、クルマへの取り付けは、クルマの後部座席などに装備されたISOバー(取り付け金具)に、チャイルドシートのベース後方にあるコネクターを接合して固定するだけ。金属同士の結合なので、ガッチリ強固で安全性が高いのが特徴です。

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シートベルト固定タイプ

シートベルト固定タイプは、取り付けの際、クルマのシートベルトをロックしやすく緩みにくい大型レバー形状「ロックオフ機構」で、カンタン確実に取り付けができます。

日常の使用環境によってチャイルドシートを選ぶこと

デザインやカラー、人気がある商品が必ずしも使いやすく、良いものとは限りません。 日常生活での使用環境に合わせてチャイルドシートを選ぶことが大切です。

クルマのドア開口部が狭く乗せ降ろしが困難なクルマには回転タイプ。
1台のクルマで常時使用する方にもおすすめ

セダンタイプやコンパクトカーなど、ドアの開口部が狭く乗せ降ろしがしにくいクルマや、常時取り付けた状態で、ご利用いただく方には回転タイプがお勧め。

抱っこしたまま車内に入れるスライドドア車複数台のクルマで付け替えて使用。
常にシートを清潔に保ちたい方におすすめ

シートとベースが分離して軽い!クルマへの取り付けや付け替えを頻繁に行う、カーシェアなどで必要な時に持ち出して使う。ご実家で帰省時のみ使う等便利に使えるセパレートタイプです。

ISOFIXに対応してないクルマで使用。
使用頻度が低く必要な時に持ち出して使用。ご実家用としてもおすすめ

本体重量が軽く、保管場所から車まで持ち出して利用するカーシェアやレンタカー、実家用としてもおすすめ。ISOFIXに対応していない座席で利用する場合にもシートベルトでカンタンにしっかりと取り付けしやすいチャイルドシートです。

シートベルトをしっかり締め付けてベルトを確実にロックできるロックオフ機構。

ISOFIXで固定できるから走行中傾いたり乗り降りの時にズレ落ちない。
しっかり固定されて安心のジュニアシートです。

ISOFIX未対応の座席でもOK。クルマや座席シートに合わせて使えるISOFIXコネクター

クルマのシートにISOFIXの固定金具がない座席では、コネクターをジュニアシートに収納して、一般的なジュニアシートとしてご利用が可能です。

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